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オフィスブログ 2021年9月

土地を把握する

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今日は、計画中の物件の敷地確認と、お施主様との打合せに行って来ました。


新しく建物を計画する時、まずは敷地の状況や、建築基準法で規制されている内容をチェックします。
その敷地にはどれだけの規模の建物が建てられるのか、各地域で定められている用途地域や建蔽率、
容積率等の基本的な規制を確認した上で、大まかなボリューム検討を進めていきます。
敷地状況を読み取り、どの様な建築を建てるのが良いのか、設計コンセプトや形を仮決めする最初の要になります。

今回の敷地確認は2度目で、計画中の建物をその場でイメージし、周辺環境がどの様に影響し、されうるのかの検討を行いました。


「建築用語録」
・用途地域:建築できる建物の種類や規模・用途の制限を定めたルール。
      住居の環境を保護する為に定められた地域や、買い物等の日常生活に必要な施設等の利便性を図る地域など、
      住居系8種・商業系2種・工業系3種の、計13種に分類される。
・建蔽率 :敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合。
・容積率 :敷地面積に対する「延べ面積」の割合。
・延べ面積:建物の各階の面積の合計。







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(株) カクオ・アーキテクト・オフィス  Blog
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京都市下京区高辻通り西洞院西入ル 永養寺町237-19

熱いものもなんのその!メラミン化粧板について

こんにちは。まだ地味に暑さを感じる、河野です。

 

今回も建材のはなし。

こちらは「メラミン化粧板」と言います。

前回紹介しました「ダイノックシート」はシール状のものですが

「メラミン化粧板」は、樹脂を浸透させた紙を何層にも重ね合わせた、1mm程度の板状のものです。



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「ダイノックシート」と同様に豊富な柄と高い耐傷性があり

熱にも強いので、カウンターなどに使われています。

木や石っぽく見えるものも、これらの建材が使われていることが多いです。

身近な物の材質に気を留めると、「これは何でできているのだろう?」と、DIY的思考になりますね。



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素材選び


今日は、進行中の物件での使用を検討している素材、
外壁や屋内・屋外床に使用するタイルのカットサンプルの確認をしました。


仕上げ素材を選ぶ時は、サンプルを取り寄せ、手触りや質感など、素材感を確認しています。
照明を当てたり、使用する素材を全て並べてみたりする事で、
空間をイメージし、全体のバランスを整えていきます。

使用する場所・素材に応じて、どの様なメリットデメリットがあるのか、
多種多様な素材がある中、あらゆる角度からの検討・予測を立てながら、素材を選定していきます。



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